連日35℃超える猛暑も一段落。
瀬戸内地方でも、朝夕は爽やかな潮風が心地よい季節となりました。
眩しい太陽の季節も終わりを告げ、瀬戸内の森を歩けば、様々な木々が落とした色とりどりの果実に「実りの秋」を感じ、耳を澄ませば瀬戸内海からの涼しい潮風や虫たちの鳴き声が響いています。
今年から始めた「毎月限定の受注制作シリーズ」。
今月は「実りの秋リース」です。
実りの秋リース
瀬戸内で育った 優しい香りが漂うユーカリ3種に、色とりどりの10種の木の実をたっぷりと散りばめて、お部屋で実りの秋を満喫できる見ごたえのあるリースにお仕立ていたします。
半円が重なりあったような黄金色のヤマノイモの実やオニドコロの実。
飴色のサオトメバナの実、
黒色のシャリンバイの実、
米印のようなサルスベリの実、
橙色のノイバラの実、
朱色のナナカマドの実、
緑色のユーカリの実、
トゲトゲの茶色のノグルミの実、
赤色のサンキライの実。
たっぷりと木の実を使用し、
瀬戸内の秋の森を作品にしてお届けいたします。
ヤマノイモの実
半円が重なりあったような姿をしているこちらはヤマノイモの実です。
私たちは通常その根を食用としております。
ヤマノイモの茎が変化したものが「ムカゴ」です。
サオトメバナの実
ツル性の植物で、艶やかな飴色の実を持ちます。
そのツルを作品に絡めることで、作品がよりナチュラルで自然な雰囲気に。
シャリンバイの実
艶やかな黒色のこちらの実はシャリンバイの実です。
樹皮や根は特にタンニンを多く含み、奄美大島特産の「大島紬」の染料にもなっております。
サルスベリの実
しっかりと切り込みがあるこちらの実はサルスベリの実。
夏には桃色や白色の花を咲かせ、ツルツルの木肌が特徴的です。
ノイバラの実
野生のノイバラの実です。
小粒で実の数が多く、優しい色合いのものを厳選して使用します。
ナナカマドの実
こちらはナナカマドの実です。
「ナナカマド」という名前は、とても燃えにくくて7度カマドに入れても燃え残る、という意味があるそうです。
燃えにくいことから「火除けの木」や「落雷除けの木」として縁起木とされています。
ノグルミの実
こちらのトゲトゲの実はノグルミの実です。
葉や樹形がオニグルミなどのクルミに似ていている事から名付けられました。
たくさんの木の実を散りばめて、瀬戸内の森を散策しているようなナチュラルリースにお仕立ていたします。普通のお花屋さんでは見かけないような、素朴で温かみのある作品です。
のんびりと眺めながら素敵な秋の夜長をお過ごし頂けますように。
どうぞ穏やかな秋をお楽しみくださいませ。
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